
🌱 新茶とは?
新茶とは、その年の最初に摘み取られた茶葉で作られたお茶のことです。一般的に4月下旬から5月上旬にかけて摘み取られる「一番茶」を指します。
春の間に蓄えられた栄養をたっぷりと含んだ若葉は、他の時期の茶葉とは一線を画す特別な香りと味わいを持っています。
✨ 新茶と通常のお茶の違い
1. 香りの違い
新茶の最大の特徴は、その「爽やかな香り」です。若葉特有のフレッシュで華やかな香りは、新茶の季節だけの特別なものです。通常のお茶に比べて、より青々しく、まるで春の茶畑にいるような香りが楽しめます。
2. 味わいの違い
新茶は渋みが少なく、爽快な香りと共に口に広がる澄んだ甘みと旨みが特徴です。冬の間に茶木が蓄えたアミノ酸(テアニン)が豊富に含まれているため、深いコクと甘みが感じられます。
3. 色合いの違い
新茶を淹れると、美しい翠緑色の水色が現れます。この鮮やかな緑色は、若葉に含まれる葉緑素が豊富な証拠です。目でも楽しめるのが新茶の魅力の一つです。また、新茶には毛茸(もうじ)と呼ばれる葉の裏にある産毛が沢山あることが特徴でお茶を淹れる際にその毛茸が多く表面に浮かび上がっていることも特徴の一つです。
4. 鮮度の違い
新茶は摘み立ての新鮮さが命。その年に収穫されたばかりの茶葉は、香りも味わいも最も鮮やかです。このフレッシュさは、時間が経つと少しずつ失われていくため、新茶の季節だけの特別な体験と言えます。

🍵 新茶の美味しい淹れ方
新茶の繊細な香りと味わいを最大限に引き出すためには、淹れ方にちょっとしたコツがあります。新茶に限らず基本的なお茶の淹れ方に準ずる所ではございますが、改めて基本的な淹れ方を学びましょう。
基本の淹れ方
- お湯の温度:70℃(沸騰したお湯を少し冷ます)
- 茶葉の量:4g(ティースプーン1杯程度)
- 抽出時間:60秒
- 湯量:150~180ml(湯呑み1杯分)
美味しく淹れるポイント
1. お湯の温度が重要
新茶は高温で淹れると渋みが出やすくなります。少しぬるめのお湯(70℃)でゆっくりと淹れることで、甘みと旨みが引き出されます。
2. 急須を温める
淹れる前に急須と湯呑みをお湯で温めておくと、温度が下がりにくく、美味しく淹れられます。
3. 二煎目、三煎目も楽しむ
新茶は2~3回美味しく淹れられます。二煎目以降は、抽出時間を短く、湯温も一煎目よりも高めのお湯で、さっと注ぐのがポイントです。
4. 水出しもおすすめ
暑い季節には、水出し新茶も格別です。冷水でじっくりと淹れることで、まろやかな甘みが際立ちます。

🌿 新茶を楽しむために
新茶は、一年に一度だけの特別なお茶です。その鮮やかな香りと味わいは、春の訪れを感じさせてくれる日本の風物詩です。
新茶の季節には、ぜひその美味しさを味わってみてください。丁寧に淹れた一杯の新茶が、心も体もほっとさせてくれるはずです。
おちゃいち山陽堂では、熊本産の高品質な新茶を予約限定でお届けしています。予約を承ってから丁寧に仕上げるため、通常の新茶よりも一層鮮やかな風味をお楽しみいただけます。
